かれこれ10年近く通い続けている場所がある。
2か月に一度訪れるその場所には、
明るく振る舞いながらも、
心の奥に強いプロ意識を宿す、
とても素敵な女性が働いている。
彼女はこう語ってくれた。
「美容師という技術職を選んだのは職業としての誇りから。
そして社長の想いに惹かれて、このお店を選んだ。
だから私は、このお店の組織人として、
自分にできる最高の技術を努力して提供する」
目立つことや、他人からの見られ方が
優先されがちなこの世界で――
静かに、そして確かに、
本質を大切に生きる彼女の姿は、
わたしの気分をいつも中庸へと戻してくれる。
彼女は髪だけでなく、
心まで整えてくれる存在なのだ。


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