まなざしを変える

8 在り方を変える

物心ついてから、
ずっと息を詰めるように
まわりの世界を見てきた。

見逃さないように――
見落とさないように――

そんなふうにして、
わたしの目は
ずっとわたし自身と周囲を見守ってきた。

だけど、あるとき気づいてしまった。

お酒を飲んだとき。
体調がすぐれないとき。

そんなふうに「目」の力が弱まると、
心がふっとやさしくなるのを感じる。

実はもう、
張りつめて生きたくないのだということを。

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